ショベルヘッド ヘッドワーク。

  バルブガイド作成、打ち替え、シートカット、すり合わせ等が終わったヘッド。
綺麗に洗浄した後に組み付けていきます。 
組み付ける前にネジ山は必ずタップを通しておきます。
ボルトも同様ダイスで綺麗に。
トルクが大きければそれだけ焼付いたり、ナメたりしやすいので
少し手間ですが欠かさず行います。
ネジ山には焼きつき防止の為にスレッドコンパウンドも塗布しています。
 バルブやシールを組み付け、 

 スプリング等も組み付けます。

 続いてロッカーのエンドプレイを調整し、
 組み付けます。
この時薄いシムを重ねて調整という方法もありますが、
磨耗し粉砕して、ロッカー内部で鉄粉やシムの一部が残ってしまい、
それが原因でエンジン内部に重大な被害を被る恐れがありますので、
うちではロッカーシャフト自体を旋盤で削って調整という方法で調整しています。
 調整が終わってロッカーカバーをヘッドに組み付けて、
完成です。

 





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