Evo Motor Rebuild
以前ケースの分解前にお客さんに確認してもらい、
ケースを開ける事に決定した99エボ。
クランクピン、
コンロッド共にかなり焼き付いていました。
ラッピングでは取りきれない上、
クランクピンは使えないので、
コンロッドAssyで交換します。
ピストン、シリンダー共にかなり焼き付きが見られました。
ダメな部分は交換しながらここから組付けです。
フライホイールワッシャーを新品に交換。
今回クランクピンとピストンリングに
WPC加工を施しました。
コンロッドはS&Sの強度が高い物を使用。
ベアリングとレースも、もちろん交換。
フライホイールとコンロッドをドッキング。
芯出し。
各部分の測定し、ベアリングを選定しながら組付けます。
もちろんピストンは新品に交換後、
ボーリング&ホーニングを施してあり、
ヘッドワークも完璧に。
エンジン組付けは完成。
後は残りの付属部品を組付けていきます。
エボで3拍子に拘ってアイドリングを下げすぎていませんか?
特に夏場はオイルの粘度が低くなり、オイルポンプで必要量が汲みこまれなくなり、
今回の様な症状にさせてしまう原因の一つだと思われます。
アイドリングの下げ過ぎはかなりエンジンに負担を掛けてしまいます。
アイドリングの下げ過ぎはかなりエンジンに負担を掛けてしまいます。
壊れてしまう前に、もう少しアイドリング高めの設定をお勧めします。
コメント
コメントを投稿